このサイトではオーディション写真哲学と題してサイトを構築し、多様な角度から芸能界の活動に必要なオーディション写真について考えるべく、芸能界そのものの歴史やその背景、さらにはそれにまつわる専門分野を多角的に調べ列記している。従って、たいへん掲載内容の範囲が広く、サイトテーマから些か逸脱した内容を掲載している部分も多分にある。そのため、このページではサイトテーマを明確にする意味をこめて、「オーディション写真」そのものの流通や実態について簡略に述べる事とする。
オーディション写真とはオーディションを受けるに必要な写真であり、タレント選考に必要な写真として履歴などを記入した書類に添付することを義務づけているものであり、またそれが一般的である。芸能という分野で自身の活用性を見出してもらうためのオーディションであるのなら、その写真殆どはもうすでに芸能界において活動中の人の写真と捉えるのがノーマルな見解であるはずだ。しかし、実際はそうではない。殆どのオーディション写真は芸能界へのあこがれ写真であり、撮影の実践の場に於いてもその方たちの「お相手」が主たる仕事の内容であるのが現状だ。従ってオーディション写真の流通は、業界内に於いて殆ど脈のない人が、何の知識もなく履歴などを記した書類を作成し、それに指定されたサイズの自身の写真(殆どは全身と上半身の写真)を添付して百パーセントに近い確立で振り落とされる書類と写真を送付して、その一連の行為を繰り返している状態が実態と言えよう。いわゆるオーディション写真撮影スタジオとは本来の意味とはかけ離れた部分で機能する、イレギュラーなスペース言えるのはないだろうか。
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