小節

読譜に関する誤差の発生を抑えるために楽曲内に区切りを設け、その区切りのそれぞれを小節と呼び概念化したものである。小節を成立させる為には最低限一定の保有時間が必要であり、その時間は同じ楽曲内に於いては均等であることが通例である。また、西洋の音楽は常に拍子という単位を基本に構成されており、この単位の纏まりを小節と呼ぶのが一般的な解釈法でもある。拍子は時間を軸に連続展開される概念であり、つねに強と弱が聴覚機構をもとに自然発生し、それをもとに小節は作られる。また、強弱両者の個数総和が数値(n)となり、それが拍子となってn拍子を持つ小節として取り扱われる。これは即ちそれが何拍子であるかという事を、小節内に示すことである。表記に関しては、一般に単位となる音符を拍子の下に書く。たとえば、一拍が四分音符である三拍子ならば、3の下に4を書き3/4と明記する。さらにこれらを楽譜に表記する場合、縦線をもって区切りとするのであるが、この線を「小節線」と呼称し、楽譜上での視認性の向上に役立てている。