琉球
現在では沖縄のことを指し、中国側からの呼称とされている。
一般に十一世紀までを先史時代、十二~十五世紀にかけて生産技術面ばかりではなく、農耕をめぐる経済活動や生活儀礼などの社会生活様式を含む文化がある段階に達していた。各地に按司(あじ)と呼ばれる首長が登場し、王の座を競っていたが、その後1400年初頭に統一を見て、王国として成立したと言われている。1600年代には薩摩藩に侵略され、その属国として変化を遂げる。さらに1800年代後半には警官、軍隊など約400名の武力行使が行われるなど、日本政府の一連の政策により約500年間続いた琉球王国は滅び、沖縄と言う名の下に県としての位置づけが行われるに至った。従って、沖縄は滅亡するまでは独立した国であり、文化的、民族的にも独自の意識を持ち、その中で根付いた芸能の世界でも多彩な味わいを示している。因みに現在でも台湾には「小琉球」と呼ばれる離島が存在し、その名残を垣間見ることが出来るのだが、言語面での特徴を芸能文化との接点とし、そのルーツを探ることにより、「芸に対する歴史的な背景が与える影響力。」 この意味からもあらゆる芸に関わる人の文化の真髄を知り、それに対する位置づけを考えるのも興味深い分野と言えるだろう。











